彼氏のモラハラにノーと言えない理由、どう行動するか

結婚関係にある場合だけではなく、まだ恋愛段階、結婚まえの関係でもモラハラは存在します。彼氏側が、彼女側を言葉の暴力等で支配するのです。彼氏彼女の場合は結婚などしていないのですから、彼女側はいつでもそんなひどい彼氏から逃げたり、別れたりできるはずなのですが、それができなくなってしまうのです。

それは、つねに加害者が被害者に「自分が悪い」といった自責の念を負わせる形にして、責任転嫁しているからです。このようなゆがんだ関係性が成り立っていると抜け出すのが難しいです。また「この人は私がいなければ」という感情や同情心は捨てることが大切です。その感情はますますこの依存関係を助長することになります。このまま結婚しても同じ関係が持続し、それがよりひどくなってきからでは抜け出しづらくなります。付き合っている段階からモラハラにきづきましょう。

ときには、彼氏自身が自分の弱さを抱えていて、それを隠すために相手より優位に立ちたい、という願望を抱えていることもあるでしょう。その場合は、相手の様子をみながら、上手に優位に立たせながら、対策を練っていくことが大切です。付き合うにしても、別れるにしてもこのタイプの人は嫉妬深く、非常に人に執着する性質をもっているので、危険な行動にでることも予想されます。

モラハラ傾向にある彼氏でも、こちらが主導権を握り、以後上手にコントロールできる人もいます。ですから、彼氏がモラハラ傾向でもよい関係に持っていくことも不可能ではないです。ただ、なかなか人の性格は変わらないです。被害者が加害者をコントロールするには難しいということを忘れないでください。

彼氏のモラハラについて、対策をするには

彼氏のモラハラをなくす、また対策を行うにはコツがあります。実際に彼氏の言うことを真に受けたり、過剰反応したりすれば相手の思う壺です。そしてまずは彼氏の過大な要求や無理な約束などに答えないようにするのです。そのことによって、だいぶ彼氏から距離を取ることができ、二人の関係を客観視することができます。近すぎると相手のことが見えなくなるのはよくあること。すこし引いた立場からもう一度二人の関係性を考えることで、このゆがんだ形を再構築、改善することもありますし、そのまま別れの決断に至ったりします。

彼氏は相手を巧妙に支配してこようとします。そのためになかなか解決の糸口をつかむことが難しくなり、またあなたの他の人間関係を絶つように働きかけてきたりします。それはあなたを丸め込むためです。第三者がいなければ、二人の関係を客観的にみて「おかしい」という人がいなくなるからです。

まだ結婚していないからといっても、夫婦同然の生活を送っている場合は、日常に言葉の暴力が存在し、身も心も傷ついてしまいます。別れるといっても別れさせてくれない場合もありますので、その場合は外部団体に相談、信頼できる人に第三者介入をお願いするシェルターに避難するなど、相手の理不尽な行動や言動に、こちらも態度で「ノー」を表していくことが大切です。

それでますます彼氏の言葉の暴力やモラハラが激しくなっても相手にしてはいけません。あなたと別れたら彼氏はまた自分がコントロールできそうな女性を探すだけです。でもあなたはそんなモラハラ彼氏と別れて、もっと自分を大事にしてくれる彼氏を見つければよいのです。結婚していない分、解決が早いです。

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