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離婚の際に子供の親権を共同で持つというようなことは許されていないので、必ず両者のどちらが親権をとるかについてまとめておく必要があります。夫婦の間で折り合いがつけば離婚は完了ですが、互いともに親権を明け渡さないケースでは離婚調停によって調停員と共に解決することになってきます。調停でも不成立となったときは、家庭裁判所がどちらが親権を所有するべきかを判断することになりますが、雨竜郡雨竜町でも約八割は母親が親権を持つ傾向です。とくに子供が低年齢の際には、いっそうそういった判断が多くなり、父親側にはきびしいのが実情です。
なかなか協議離婚に承諾してもらえないときや親権者はどちらかなどの話しがまとまらないときは、離婚調停の申立てをすることになります。雨竜郡雨竜町でも離婚をしようとする人の一割くらいが離婚調停を行います。離婚調停は家庭裁判所にて調停員と離婚の事を相談するというようなことで一般には公開されることはありませんし、弁護士などをつけなくても大丈夫です。調停がうまくいかないと裁判に進むことになります。調停は、早いときは即座に終わりますが、多くは6ヶ月もたてば成立不成立や取り下げなどのめどがたってきます。