離婚時の住宅ローンは共同名義をどうするかがポイント

離婚は、それだけでも精神的なストレスや負担が大きな作業ですが、離婚ですべてを清算できればスッキリするものです。

しかし、結婚生活の間に住宅を購入した場合には、必ずしも離婚と住宅ローンが縁の切れ目になってくれるというわけではありません。

離婚と住宅ローンで気を付けたいのは、離婚の際にマイホームを売却して、ローンが完済できるかどうかという点です。

結婚して間もない夫婦だったり、住宅ローンを100%ローンで購入した場合などには、離婚する時にローンがほとんど減っていないなんて言うこともあります。

また、新築で購入したマンションが、売却するときには価値が下がっていた、ということも珍しい事ではありません。

離婚するために住宅を売却したいけれど、損失が出てしまうという場合には、どうすればよいのでしょうか?

損失が出ないようになるまで、賃貸に出して家賃を稼ぐという方法もありますが、離婚した後に財産分与の問題が残ってしまうので、これはスッキリしません。

賃貸に出すとなれば、家賃は折半、リフォームを行う場合にも話し合って折半ということになりますから、離婚で相手と完全に縁を切ることができません。

スッキリと別れたい場合には、住宅ローンの残高を二人で折半して準備するということも可能です。

3000万円で購入したマンションが、売却するときには2600万円の価値しかなく、住宅ローンがまだ2900万円も残っているという場合には、売却しても300万円の損失になります。

それを折半して150万ずつ用意できれば、離婚でスッキリ相手と完全に縁を切ることも可能です。

夫婦で共同購入した住宅ローンをどうするか

離婚したら、いままで一緒に住んでいた住まいを別々にする必要があります。

そのときの論点になるのが、夫婦で数十年のローンを組んで購入した家はどちらのものになるのか、またそのローンはどちらが払うのかです。

財産分与の中でも家の占める割合は大きいです。

それを売って現金化すればいいのですが、どちらかが住み続けたいと願う場合には名義をどうするか、またローンはどちらが払うのかも納得するまでじっくり話し合う必要があります。

まず、現実の権利関係がどのようになっているかをしっかり調査します。

土地、建物の名義を登記簿謄本で調べ、不動産の担保なども調べます。

また、不動産のプロに査定してもらって、いまどれくらいの価値があるのか調べてもらうことも大事です。

その査定額によって、売るのか、またそのままローンを払って保有するのかを決めてもいいでしょう。

住宅ローンの契約内容、そして住宅ローンの残額などをしっかり計算しなおして、将来払って行けるかどうかを計算します。

もし子供がいて、養育費がある、または慰謝料がある場合はそれでローンが払えるかどうか、自分の仕事のお給料を見合わせて支払い能力をみます。

住む場所というのはとても重要なものです。子供にとっても住む環境で将来が変わってきます。それによって未来が変わってきます。

だからこそ、離婚の際、財産分与、家やローンの残額について、また土地や家、マンションの価値については冷静に判断することが大切になってきます。

離婚で住宅ローンの名義変更をしたい

もし離婚をして、その自宅にどちらかがそのまま住み続ける、またはローンを支払い続けることを決めた場合には名義人をもう一度確認してください。

名義人がそのまま住むならいいのですが、配偶者のほうに譲り渡すときには所有者の名義変更が必要になる場合があります。

まずは住宅ローンの内容をもう一度洗い直してみましょう。

主債権者が夫、そして連帯保証人が妻、また夫や妻ともに連帯債務者であるケース。それから主債権者が夫で、妻には負担がないケース。それぞれあります。

妻が債務者でもない場合、妻が子供の親権を持つ場合には、妻が家をそのまま保持し、夫がローンを払い続けるということもあり得ます。

また、妻が安定的な職業についていれば、妻がローンを払い続けることもできます。

ただ、夫の名義になっていた場合は、銀行側から名義変更を断られることもあるので、ローンを支払い終わったら、妻の名義にする、などの条件を加えてもらいます。

問題なのは、連帯債務者になっているケースで、どちらかが住み続ける場合に、どちらかがやはりそのまま住むことはないわけですので、金融機関にかけあって、その連帯債務者を外してもらわなければなりません。

契約内容を確認して、また名義変更などをして、きちんと自分のものにする、またはこの段階でお金のシミュレーションをして、ローンが払いきれるか、または不動産を売った場合、利益が出るのか、それともローンだけが残ってしまうのかも計算します。

これも大事な住まい計画やマネープランの一つでしょう。プラスになればいいものの、マイナスのケースが多く、そうなるときっぱりと分配して終わりにはならないから大変だと言われているのです。

離婚後の住宅ローンは結局どうするのがベスト?

離婚の際に住宅ローンが残っているケースでは、売却して売れた金額から住宅ローンを返済して残った金額を財産分与で相手方と折半するのがベストな選択です。

売却しても住宅ローンを返済できない場合は「住宅ローンを払い続ける」か「赤字を覚悟で売却する」の2つから選ぶことになります。

その場合も、まずは「家がいくらで売れるか」を査定することから始めましょう。

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